ドラマ東京タワー初回から一週間が経ちましたね！
東京タワーの映画をリアタイして原作も読んでいた私は「なかなかハードだけど自担で見たい」などと、ドラマ化が決まった時ポストしていたのですがまさか元太くんが出るなんてその時は全く思わず、、初回当日は一日中ソワソワしていました笑
映画をリアタイしていたとはいえ20年近く前で私の乏しい記憶力ではほとんど内容も思い出せず今回原作をもう一度読んでみることに
当時も映画の後に原作を読んではいたのですが、自分の年齢が登場人物の誰とも被らずなかなか共感することもなく、そもそも恋愛ものが好みでない私にとっては「原作からだいぶ変えたんだな」程度で終わってしまっていて(;^△^)
今回「耕二＝元太くん」で読んだらもう面白くて面白くて今は毎晩読んでて、耕二パートだけならそろそろ覚えそうです笑
20年たった今もやはり共感はないのですが、そんなことどうでも良いくらいに耕二がいきいきと動きだして、推しの存在ってすごいなぁと全く違うところで感動してしまいました
前置きが長くなりましたが、そんな原作を読みまくった私がドラマとの違いを探りながら一話の感想を書いていこうかと思います
（原作のネタバレを多く含みますのでそこを了承していただける方はこのまま読み進めてくださいませ🙇）
まず設定がどの登場人物もだいーーーぶ違ってましたね
透と耕二が同じ学校なのは高校だけで大学は違いますし、詩史は建築家ではなく高級そうな雑貨屋を経営してて、家庭教師のアルバイトは耕二じゃなくて透がしてて、喜美子には子供がいない
というわけで原作の世界観だけは忠実にそれ以外は登場人物の性格も含めて映画以上に変えてきているなという印象で見ました
耕二＝元太くんで原作を読み直した私からすると「元太くんが表現する原作耕二は絶対に完璧にハマる」となっていて、スタート前に漏れ聞こえてくる耕二のThe陽キャなチャラい感じがどうにも受け入れがたく「なんで？😭」と実はなっていました
原作耕二って浮気は当たり前だけどそれ以外は真面目で、勉強できて明るくて根は硬派な漢気あるイメージでチャラさはあまり感じなくて、今回のドラマの耕二だいぶ違うよなぁ… 令和耕二って要はチャラいってこと？なんて浅い考えでいたのですが、そこからまた原作を何度か読んでいくうちに元太くんがなぜあんなに「令和耕二」を繰り返したのかが少しわかった気がします
原作がスタートしたのは１９９９年、男女共同参画社会基本法が制定されたものの世間ではまだまだ男性優位な風潮があるなかで、耕二の台詞にもどこか女性を低く見ているような表現がところどころに出てきてて、女は可愛いのが良いとか男はこうあるべきとかジェンダー思考がかなり強くて平成でもちょっと昭和寄りな感覚
この耕二を令和に持ってきても全然魅力的に見えないし、年上の女性どころか彼女さえできるかどうか、、
可愛い彼女がいてその上で家庭ある女性に色恋を仕掛けていく、今の時代にそれを描くとしたら陽キャ男子の方がイメージがわきやすい
ドラマ化といっても当時の雰囲気そのまま演じれば良いわけではないですし、元太くんが「令和耕二」に拘るのはそういった時代背景の差を考慮した監督さんの考えでもあるのかなぁなどと想像してみたり
原作耕二も最低な浮気男ですが文章だから性格描写が細かい分人柄が見えるけど、ドラマではそこまで描ききらないでしょうし、そうなってくると令和耕二は原作耕二以上に最低な男になるかもしれなくて、元太くんが「お芝居だから嫌いにならないで」と言ったのもわかる気がします
あれこれ書いてきましたが第一話の感想書いてませんね笑
一見ドラマ展開早すぎと思えるんですが原作もあんな感じだしなんなら透17才だし🙈
ただ小説だと行間があるし過去と現在を行ったり来たりするから同じ初日の出来事でもそんなに無理なく感じたり、その辺は映像化の難しさだなぁと（石鹸のくだりが同じ初対面でも全然違う印象になっててそこは無理に入れなくても…とちょっと思ったり）
あと私の中の透は廉くんドンピシャでした！透そのものが令和向きなキャラだから無理なく演じられてて、かっこよすぎない（ように演じてる）ところとか髪をセットしていない地味な感じがほんと原作の透をそのまま具現化したようで、最後は原作の終わり方をしてほしいなぁと今からこっそり願っております
耕二については原作との違いで言うと、相手となる貴美子もちょっと気になってまして
ドラマの貴美子、原作の貴美子とは違うある女性を彷彿とさせるんですよね
もし元太くんの言った「嫌いにならないで」が役の上での相手との関係性とかにも及んでて、それが原作のあの人とのエピソードだとしたら、私だいぶワクワクしてます！
だってそっちの方もっと掘り下げて欲しかったから！！
原作を読んでない方からすると何を言ってるか全くわからないでしょうが、それを書いてしまうと今後のドラマのネタバレになってしまうかもしれませんのでその内容はまたの機会に
まずは明日の（日付変わってもう今日ですが）第二話楽しみましょう♪
感想らしい感想書いてませんが原作ネタ絡みでまた読みたいぞという方、良かったら下の♡をぽちっとしていただけると嬉しいです！
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